社会福祉法人さくら福祉会

特別養護老人ホーム　２９室（全室個室）１階～２階
ショートステイ　　　１９室（全室個室）３階

• 入居されるお年寄りが、少人数で家庭的な雰囲気ですごせるよう、光庭を挟んで独立したユニットとなるよう配置しています。
• 日中、居室に閉じこもることがないよう、光庭に面して明るい共同生活室とし、アイランドキッチンを備え、楽しく生活できるよう計画しています。
• 居室はすべて、バルコニー等に面して、２室に１箇所の車椅子対応の便所を設け入居者、介護者ともに配慮した計画としています。
• 全ユニットの浴室・脱衣室と汚物処理（洗濯）室は繋げて使いやすくし、個浴の浴槽は入浴者の体の状態に合わせてどちらからでも介助できるようにしています。（２・３階のユニット個浴は可動式です。）

• 南側道路に面して事務室を配置して、外来者やサービス業者が利用しやすくしています。
• 歩行者からも中の様子がうかがえるよう、玄関ホールに接して広い地域交流スペースを配置しています。建具を開けば研修室や敷地内の外部と一体的に利用が可能で地域の方々との様々な催しができます。
• １階のユニット浴室は、車椅子・リクライニング・ストレッチャーのすべてに対応可能な機器と、個浴浴槽を併せて設置しています。また１階のユニットの独立性を保ちながら、他のユニットの入居者も利用が可能な配置としています。

• １階は、すべての居室から廊下に面した窓から避難可能で、建物周囲に避難通路を設けています。
• ２・３階では、各居室から階段・バルコニーと２方向へ避難することが可能です。火災等が発生した場合、発生場所から反対方向を通って避難器具（滑り台付きの階段）に行けるよう回廊状の避難バルコニーとしています。

• 藩政期から残る伝統的な街並みになじむ外観、配色、屋根等の形状に配慮します。
• 街並みや地形との調和を考慮し、眺望景観の保全のための色彩、仕上げ、緑化、垣根等の工夫をします。
• 夜間景観にも配慮し、伝統的な街並みと調和する、低位置照明や間接照明等、控えめな照射を採用します。
• 近隣民家への圧迫感を低減させるため、敷地境界からのセットバックを施します。
• 敷地境界からのセットバックを図ることで、道路の通行環境を改善します。